インターネットを見ていると、
「あなたも起業しませんか?」
「社畜生活に別れを告げて、起業して好きなことを仕事にして生きていこう!」
なんて言っている、いかにも稼いでそうなキラキラした「起業コンサル」の人、見かけません?
胡散臭いなあと思いつつも、そんな怪しい言葉に惹かれてしまいそうになったこと、ありませんか?
結論から言うと、
起業コンサルの話なんて聞く価値無し!
です。
マジで時間の無駄なので構わないようにしてください笑
今回の記事の結論はそれだけ。
以上です笑
もし、まだ詳しく読みたいって方は、引き続き読んでいってくださいな。
そもそも起業を勧める時点で起業コンサルは終わってる
起業は人から言われてやるものではありませんよ?
自らが熱い想いをもって始めるのが大前提であって、どこかの他人から「起業してみたら?」って言われて、「そうっすねー笑」みたいなノリで始めるものではありません。
起業すれば自分が会社の代表であり、会社に関することのすべての責任は自分にかかってくるわけです。
「○○さんが勧めるから起業した」みたいな従業員根性のままの”社長”では、ビジネス上で起こりうる様々なトラブルや難題を乗り越えることなど絶対にできません。
その前提に立てば、起業を勧めること自体がおかしい。
起業する人は勧められなくても起業するし、そういう主体性を持った人でなければ厳しいビジネスの世界を生きてはいけません。
逆に、起業しない人はそもそも起業自体が人生の選択肢で存在しないのですから、無理をして起業なんてしなくていいのです。
勧める必要性自体が存在しえないのです。
起業は誰にでもるものではありませんし、社内で「あいつはすごい!」と言われていたような優秀で圧倒的な超人でさえも失敗する可能性がありものです。
適正のない人に起業を勧めても、それはみすみす失敗の道に招くだけで、意味がありません。
じゃあなぜそれでも勧めるのか?
それは自分たちが儲かるから。
起業コンサルは、起業する人を対象にコンサルをする商売。
起業する人がお客さんですから、そういう人から相談されたりコンサル依頼があればあるほど儲かります。
でも、そもそも起業コンサルに相談するような奴は起業する適正からいえば完全に「No」なんですよ。
孫正義氏がソフトバンクを創業する際、起業コンサルに相談しましたか?
ホリエモンが起業する際、起業コンサルに相談しましたか?
みんな自分で考え、行動し、結果を出してきてますよね。
こういう起業コンサルのビジネスモデル、個人的にはマジで終わっていると思います。
起業コンサルの話に価値がない理由
起業コンサルが問題だと思うのは、
責任を取らないこと
です。
コンサルってそういうものだといえばそうなのですが、頼りにしている人からすればすごく残念でたまらないと思います。
僕が起業していたころ、資金繰りに苦しんでつらい時期がありました。
新しいビジネスモデルを必死で模索している際、藁にも縋る思いでコンサルの人に相談したことがあります。
でも、
「社長、それはダメですよ~。こうしたらいいんじゃないですか?」
「最近はこいうのも面白いですよね~。やってみたらどうです?」
そんな感じで好き勝手言われて、なんか違うなって思ったんですよね。
いや、おまえだれだよ、何様だよって。
結局すべてが他人ごとなんですよ。
それなりに綺麗なことを言うけど、そこに魂がないし、熱もない。
薄っぺらいんですよ。
だから信用なんてできるはずもない。
まあ、起業家たるもの、事業の最終的な責任は「自分」でとるのは当たり前ですけど、リスクのない安全な場所で薄っぺらいことをペラペラ言われてもイライラするだけ。
起業を勧め、起業したら安全な場所からアドバイス。
自分は”起業をさせる”までが仕事だから、それ以上は踏み込まない。
なんだかなーですよ。
最終的な責任を取らない人間の話なんて絶対に聞いちゃいけない。
これ、鉄則です。
中身のない起業コンサルには気をつけろ!
起業コンサルに厳しいですが、全員が全員クソみたいなコンサルではないと思います。
中にはきちんとした実績をもち、起業家としての経験からアドバイスを提供してくれる人もいます。
僕が終わってると思う起業コンサルは、
- 従業員を雇ったことがない
- なんらかの形で資金調達したことがない
- タフな交渉経験がない
- 事業の難局を乗り切ったことがない
- ゼロから実事業を立ち上げたことがない
こういう人です。
であったことありませんか?
自称キラキラ起業コンサル笑
こういう人たちってリアルビジネスの経験が圧倒的に乏しいので、どこかの教科書に書いてあるようなクソみたいなアドバイスしかできません。
ちょっと突っ込んだこときいたらすぐにボロがでます。
逆に、よくこれで起業コンサルなんてできるなって思いますわ笑
これから起業する人はマジで気を付けてください。
こういう人たちにコンサルをお願いするなら、まだお金をドブに捨てる方がマシですから。
起業家として絶対に持つべき5つのマインドセット
起業コンサルになんて頼らず、自分で起業して事業を成長させていく。
そんな起業家になるために絶対に持つべき5つのマインドセットを挙げておきます。
自分は起業家として大成してませんが、周りにいる起業家はそれなりに成功していて、その人たちを観察して気づいたマインドセットです。
- 他人に依存しない
- 考えるよりも行動を重視する
- 楽観的
- 負けず嫌い
- 求める基準が高い
以上です。
どれもこれも大して目新しいものでもありませんし、よくある自己啓発の本にも書いてそうな内容です。
が、どれもこれもめちゃくちゃ大事です。
現実の世界でそれなりに成功している人は、このマインドセットをちゃんと持っています。
逆に言えば、
- 他者依存
- 行動よりも考えている方が多い
- 悲観的
- 勝ち負けへの執着心がない
- 求める基準が低い
こういうマインドセットだとガチでヤバイです。
まるで毎日オナニーし過ぎてすっかり気力もやる気もなくなったおっさん、っていう感じですね笑
なによりこういう人は魅力がありませんし、人が寄り付きません。
成功しませんね。
気をつけましょう。
まとめ
今回は起業コンサルについて色々厳しいことを書きましたが、すべての起業コンサルをディスっているわけではありません。
安易に起業コンサルで”起業”して、中身ペラペラの適当なコンサルしてるやつが許せないだけなんです。
起業を勧めるくらいなら最後まで面倒見るのが筋なんじゃねーの?とは思いますが、安全なところから適当なことをいうのがコンサルの仕事だと思っているんでしょう。
いずれにしても、自分で起業した結果、起業は誰にでもできるものではないと痛感していますし、気楽に他人に勧めるようなものではないことが分かりました。
だって、起業を勧めた結果、その人が人生を失敗しちゃっても責任取れないもん。
責任取れないものは勧めちゃダメだし、そんな商売してちゃダメだって。
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